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展覧会

第50回記念展エッセイ集 第8回  

私と水墨画 -市川 武弘-

私と水墨画の出会いは五十歳台前半に川合玉堂の孫弟子の関澤先生と出会ったのが始まりであった。

水墨画は「墨に五彩あり」、「黒は究極の色」と言われる芸術の世界。

そして浸潤(にじみ)と紙の余白とのバランスが水墨画の命である。その奥深さの魅力に惹かれている。

先生の講師で、新宿新大久保で教室を開き、現在ではその場所が高田馬場に移っているが十数年続いている。また埼玉県ふじみ野市でやはり先生に講師をお願いして教室を開き二年以上経過した。両方とも人数は二十名弱で小さいながら私は一応会長を務めている。

また、地元の坂戸市では坂戸美術協会がありその理事も務めて雑用に追われている。

これらは年数回展示会がありかなり忙しい。それがまた楽しくもある。来年度は地元公民館事業の一環として水墨画を担当することになりそうだ。

日立OB美術会のHP(美術サロンー私の絵画論)に、「水墨画の世界〜水墨画の基本と動向〜」を記載している。一読していただければと思う。

 

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