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リレー随筆 第23回  

二人の師匠 -城戸 宏-

私が八年前油絵を始めたきっかけは、一駅離れた所の長尾画伯との出会いであった。
最初の指導はレンブランドの模写だった。
アクリルで描き、乾してはその上に(おつゆがけ)を四層位すると、微妙な色あいが出る。
しかし三年後残念ながらガンで他界された。
藤沢のアサヒカルチャーで何となく出会ったのが、立軌会の山本治画伯で ある。
先生の「ヌードこそ上達の早道である」を信じて、毎週ヌードに励んでいる。
「一番美しく感じた所を中心に描け。モチーフは、バックの形からも見よ。 バックもモチーフと同じ位丁寧に描け」、等々。
最近は夢中になって破壊と書き直しを繰り返していると、「其処で止めよ」と云われる事がある。自分では気が付かなかったが、ハッとする様な色合い、形が描けていた。師匠の期待に答え、絵の雰囲気、色彩で勝負したいと思うこの頃である。

 

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