「油絵と付き合って二十年」 -板倉 慶隆-
十九年間務めた笠戸工場から横浜のOA開発工場部に転勤し藤沢市に定住することになり、ここで初めて油絵を始めることになりました。
カルチャーセンターで初めて描いた絵がヌードデッサンで当時の強烈な印象は忘れられません。以来一水会や独立展の先生の手ほどきを受けて参りました。
現在は人物、静物、風景を描きながら公募展の「上野の森美術展」や「サロン・デ・ボザール展」にも出展して賞をいただきました。
海外スケッチは三回体験しましたが二回はスケッチ団体に参加し、一回は仲間四名で個人旅行としてフランスに二〇日間滞在しパリの木賃宿に連泊し、そこを起点にパリ近郊、東のアルザス、西のモン・サン・ミッシェル、南のアルル等に旅行しスケッチを楽しみました。このときのスケッチを元にした五十号の油絵が今年の一水会展に入選し良い思い出となりました。
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