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私の安曇野・白馬スケッチ旅行 - 粕谷 栄治 -

旅行に出掛ける時には必ずスケッチブックと水彩絵の具を持って行きます。
古いものは、中学生の頃のもの、新婚旅行や職場旅行のものなどが270枚程度残っています。思い出になり懐かしく思うことがあります。
スケッチブックは描きやすい運びやすい23×17p以下のものにしています。

安曇野・白馬へのスケッチ旅行は過去に4回行っています。日程は2泊3日。安曇野と白馬一日ずつ。
(1)夫婦で自家用車で行きますので二人の都合のよい日(現地までの運転は私が、現地は家内が運転します)
(2)快晴の日(週刊天気予報で決めます)
(3)アルプスの残雪と水田の時機からゴールデンウイーク直後で決めています。

旅館はスキー客向けのホテル、日立健保契約泉郷、町営、民宿等々があり、直前でも問題なく取れます。極力、写生場所の近くがいいですね。

写生スポットはどこでも絵になりますので心配はありませんが、観光協会が力を入れていますのでパンフレットを取り寄せるとよいでしょう。現地では、お店にも置いてありますので集めたり、地元の本屋さんでスケッチ関係の本をさがして求めるのも良いと思います。場所が出ていて参考になります。スポット探しは大変時間がかかりたまには気に入った場所が見つからないで帰ってきたこともありました。だから、写生場所は秘密にするものだと聞いたことがあります。写生はそのとおり描くわけではないので自分で探すのがルールかもしれませんね。テレビで素晴らしい場所が出ますが行って見ると大違いのことがありますね。カメラ技術、機材等十分確保しかつ情報を収集したうえプロが撮影するのですから当然でしょうが。

持参する用具は、自家用車の場合、キャンバスは8号から15号を各2枚、通常10号を使うことにしていますが、モチーフの関係で他を使いたい時があります。2枚を止めてキャンバス袋に入れて汚れ防止をします。また、風が強いのでスーパーのビニール袋と紐を用意し、現地で石をつめて吊るします。たくさんつめれば耐えられます。この袋は汚れた布等入れるためにも多めに用意します。私は、立った方が景色がよく見えるし力が入るので椅子は使いません。
溶き油をこぼしてなくなり、現地の画材店で購入しましたが希望の油はなく困りました。

一昨年、現地はみぞれになり運転もドキドキでしたが、午後からは地元の人が言うようにすっかり晴れて写生ができました。

参考データ
分類
名称
住所等
電話番号
宿
白馬ホテルパイプのけむり 白馬村
0261-72-5555
 
しゃくなげ荘 安曇野市穂高有明
0263-83-2050
資料
安曇野アートライン 穂高町商工観光課
0263-82-3131
画材店
コリンス 安曇野市穂高有明
2105-575
0263-83-6233

 

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