展覧会

第70回記念「日立美術会展」開催さる

[1] 序

1973年に当美術会が設立され、第1回展が「明治画廊」で開催されました。それから52年という長い時間が過ぎました。そして、今年私たちは記念すべき第70回記念「日立美術会展」を開催しました。偉大な先輩方が築いてくれた日立美術会の伝統の上で第70回目の展覧会を開くことができ、こんな素晴らしいことはありません。
日立美術会展 2001年から私たちは展覧会のたびに、立見榮男先生のご指導をいただいてきました。作品ごとに立見先生は作者の個性を考えながら適切なアドバイスをしてくださいます。これにより私たちは自分の改善すべき点を知り、作品の向上に向けて頑張ることができました。今回も立見榮男先生においていただき、勉強することができました。また、立見先生からは下記のようなお祝いの言葉を頂戴することができました。 心から感謝申し上げます。
右に第70回記念「日立美術会展」を報告します。
また、全作品や記念展のスナップなどをPDFでご覧ください。

[2] 立見榮男先生からのお祝いの言葉

第70回展に寄せて    立見榮男

日立美術会展が70回の長きに亘りご発展の事、心よりお慶び申し上げます。
これも一重に、会員の皆さんの制作に対する熱意と志の高さ、加えまして人格、作品共に魅力的な歴代のリーダーの方々のご尽力の賜物と存じ、心より敬服申し上げます。
浅学非才の若輩を20数年に亘り研究会講師として温かくお招きいただきました事、この上ない宝と感謝いたしております。
誠実で多才な社風に相応しく、気魄あふれる油彩画を中心とした作品群に皆さんの並々ならぬ向上心を強く感じております。
第70回展を拝見しまして注目いたしましたのは、水彩画の水準が一際高い事、女性会員の作品がモダンで大胆な事でありましたが、これらは日立美術会の層の深さと知的な会の良き伝統かと存じております。加えまして近年、皆さんの作品に迷いが無くなり風格と申しましょうか画品が感じられます事、嬉しく存じます。
顧みますに、凛とした作品を携えてご参加いただいた大先輩の多くの方々の面影が今も鮮やかに脳裏に甦ってまいります。
「試みること、これが全てである。」
イタリアの彫刻家・ジャコメッティの名言をお贈りさせていただき、日立美術会の益々のご発展をお祈りいたします。

(1)記念展写真集(受付、会場、研究会、記念パーティ)(PDF)
(2)出品作品集
 ➀1階・作品集(PDF)
 ②2階・作品集(PDF)
 ③3階・作品集(PDF)
 ④4階・作品集(PDF)

第69回「日立美術会展」報告

4年の長きに及んだ新型コロナウイルスの感染禍は今年5月に厚労省により感染症5類に位置付けられ、インフルエンザ並みの扱いになりました。これを受けて、当美術会は各種活動をほぼコロナ以前の活動に戻して運営を再開しました。
16年間の長きにわたり、当会を率先垂範、ご指導いただいた山本前会長が2月にご逝去されました。これを受けて、喜田祐三・新会長、植田千秋・新事務局長を軸とした新体制がスタートしました。10月2日から開催された、第69回「日立美術会展」は新体制下での最初の展覧会になりました。
50名の会員が95作品を出品いたしました。来場者は1週間で677名でした。会員数が減少する中での開催にしては、大成功だったと思います。
来会者はまだコロナ禍の要素が抜けきらない環境から、通常に比べれば減少しましたが、これからの再発展を感じさせるに十分な盛り上がりを見せた展覧会だったと思います。
PDFで以下5つのファイルを添付しますのでご覧ください。

(1)展覧会写真集(受付、研究会、会場風景、総会・懇親会)(PDF)
(2)出品作品集
 ➀1階展示作品(PDF)
 ②2階展示作品(PDF)
 ③3階展示作品(PDF)
 ④4階展示作品(PDF)

第68回「日立美術会展」開催さる!!

日立美術会展コロナ禍により2回連続の中止となった「日立美術会展」が漸く開催の運びとなった。
2019年10月に第65回展を開催し、2020年(第66回展)と2021年(第67回展)はWEBによる有志(約40名)だけでPC上で展覧会を開催した。
「ギャラアリーくぼた」での開催は、実に3年ぶりのことである。

第68回「日立美術会展」を2022年10月3日から9日(日)までの1週間、京橋「ギャラリーくぼた」(1階~4階)で開催した。
高齢化により会員数は70名に減少したが、出品会員:56名、作品数:100点という大規模な展覧会になった。
来場者数は554名であった。コロナ前の通例の時の来場者数(1000人~1100人)には遠く及ばなかったが、今回の来場者数(554名)は現下のコロナ感染環境を考えると、満足できる数字だ。

研究会

特別会員・立見榮男先生(二紀会・常務理事)のご指導による、恒例の勉強会(研究会)が初日(10月3日(月))開場前の午前10時から行われた。36名の会員が参加した。
立見先生が1点ずつ丁寧に作品を講評してくれる。
制作者の個性を見極めて、その作者が今後成長出来るような個性を見抜いた、適切なコメントを頂ける。多くを語らず、作品を見極めたひと言コメントが素晴らしかった。いただいたコメントをこれからの制作の指針にして成長をつづけたい。

第68回展「研究会と総会スナップ集」(PDF)
第68回展「作品集」(PDF)

第67回「日立美術展」中止となる

コロナ発生以来、約2年になりますが、ワクチン接種が始まったとはいえ、その接種率は国民の30%であり、感染力の強いデルタ株により、東京の感染者数は7月から8月にかけて、僅か1か月で1日当たり450人から4500人と約10倍に感染が急拡大しました。
恐るべき事態です。これにより、緊急事態宣言は8月31日まで延長されました。
かかる環境の中で展覧会を正常に開催できないとの判断により、昨年に引き続き展覧会を「中止」するという苦渋の決断をするに至りました。
お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご理解くださいますようお願い申し上げます。

第66回「日立美術展」中止となる

新型コロナウイルス(第2波)の来襲により、題記「展覧会」を中止することになりました。
皆様にご迷惑をかけ申し訳ありません。

第65回「日立OB美術会展」開催さる

新しい「令和」時代の先頭を切って開催された、第65回「日立OB美術会展」は2019年9月30日(月)から10月6日(日)の間、いつもの京橋「ギャラリーくぼた」(1階~5階)で開催されました。
今回の出品者は73名、そして作品数は117点になりました。会期中においでいただいた観覧者数は1016名でした。近年、出品点数が減少の傾向にありましたが、一人で複数作品出品していただける方が増加して、第65会展は117点と増加になりました。うれしいことです。
9月30日(月)(初日)の午前10時から12時まで、恒例の立見先生による作品講評会(研究会)が行われました。一作品一作品ごとに、とても丁寧にアドバイスをいただきました。
最終日には搬出撤収後、45名の参加のもとに会場(2階)で懇親会が行われ、建脇名誉会員による乾杯の後、おいしい食事とビールで大いに盛り上がりました。あちらこちらで絵画論や会の運営論などで、話に花が咲きました。そして、午後4時、天野会員の中締めでお開きとなりました。
来年からは会の名前を「日立美術会」、展覧会名を「日立美術展」に変えて新たなスタートを切ります。
また、来年からは年に一回の展覧会(日立写友会総会に合わせた10月第1週)になります。
第66回「日立美術展」は2020年9月28日(月)から10月4日(日)の予定です。
「研究会風景」「展覧会会場風景」「作品集」をどうぞご覧ください。 (喜田祐三・記)

第65回展研究会風景(JPEG)
第65回展会場風景(JPEG)
第65回展「作品集」(PDF)

第64回「日立OB美術会展」報告

東京で桜が満開の時期を迎えた、4月1日から1週間、第64回「日立OB美術会展」が京橋「ギャラリーくぼた」で開催されました。
好天に恵まれ、大勢のお客様をお迎えして盛会のうちに、4月7日(日)総会・懇親会で幕を閉じました。

今回は67名の会員が作品を出品し、出品点数は99作品になりました。また、1週間を通してご来場下さった観覧者数は980名に達しました。
会期の初日(4月1日)には恒例の立見先生による、作品講評会(研究会)が行われ、45名の会員が出席して真剣に先生のご講評に聞き入りました。
最終日の総会では、恩田会計委員から昨年度の会計収支報告があり、全会一致で承認されました。

また、委員会を代表して喜田事務局長から、以下の2点の提案があり、全会一致で承認されました。
(1)2020年度から本会の名称を「日立美術会」に変更する。
(2)展覧会の回数を従来の年間、春・秋の2回から秋の展覧会1回にする。

次回、秋の展覧会は2019年9月30日(月)から10月6日(日)の1週間、京橋「ギャラリーくぼた」にて開催予定です。
第64回展の全作品集(PDF)と研究会風景、総会風景(JPEG)をご覧ください。

(喜田祐三・記)

第64回展「作品集」(PDF)
第64回展研究会風景(JPEG)
第64回展総会風景(JPEG)

第63回「日立OB美術会展」報告

(1)概況:第63回「日立OB美術会展」が10月1日(月)から7日(日)までの1週間、京橋「ギャラリーくぼた」の全館(1階~5階)を使って開催されました。
前日(9月30日)の搬入日は台風24号が関東を直撃した日に重なり、午後8時にはJRが全面的にストップしました。搬入・陳列作業は午後4時30分から始まり午後6時には完了しました。間一髪で会員は無事帰宅できました。
第63回展は会員の努力で出品者数75名、出品点数111点になり、大いに盛り上がりました。
幸い会期中は好天に恵まれて、1週間の来場者数は1,092名に及びました。

(2)研究会:二紀会常務理事・審査員の立見榮男先生による、恒例の作品講評・研究会は会期初日の正午から2時間にわたって行われました。研究会には約45名の会員が参加し、先生の講評・説明に熱心に聞き入りました。先生は作品1点毎に2~3分の時間を使って講評して下さるのですが、作者の個性を尊重して、本当に適切なアドバイスをして下さいます。アドバイスはどれも大変説得性のあるもので、私たちにとって、この講評・研究会はとても有意義で勉強になるものだと先生に感謝しています。

(3)秋の展覧会は「社友会総会」(10月5日)の流れで多くの懐かしい顔がおいでになります
10月5日開催の第68回「社友会総会」の終了と同時に、会場のホテルニューオータニから大勢の仲間が、京橋の展覧会会場に流れて、おいでになりました。さながら、会場は同窓会の会場のように、懐かしい顔が溢れ、旧交を温める姿があちこちで観られました。私たちの展覧会は会員とその仲間たちの旧交を温める格好の場所とチャンスを提供しているようです。

(4)打ち上げ懇親会:最終日(10月7日)の2時で展覧会を終了した後、搬出撤収作業を行い、午後2時30分から「打ち上げ懇親会」を会場2階のフロアで行いました。
「お弁当と缶ビール1本」のささやかな打ち上げ会でしたが、参加した46名の会員は大いに絵画論義に華を咲かせ、ワイワイガヤガヤ盛り上がって心を通じ合わせました。
山本衞会長が長い闘病生活から元気に復帰されたことが私たち会員にとって最高の幸せとなりました。

(喜田祐三・記)

第63回展会場風景(PDF)
第63回展懇親会風景(PDF)
第63回展「作品集」(PDF)

第62回「日立OB美術会展」報告

第62回展が4月2日(月)~8日(日)の1週間、京橋「ギャラリーくぼた」全館(1回~5階)を借り切って開催されました。
今回は69人の会員が97点の作品を出品し、大勢のご来場者に力作をご覧いただきました。
1週間の来場者数は980名でした。

初日(4月2日)の10時から約2時間にわたって、恒例の立見先生による作品講評会(研究会)が行われました。研究会では出席した会員のすべての作品について立見先生から適切なアドバイスを頂戴出来、私たちは次の成長への糧にすることができました。

また、会期中には大勢の友人達が会場に来てくれて、会場は旧交を温める同窓会のような不雰囲気になりました。私たちの展覧会は会員にとって、そのような貴重な機会に使われているという側面もあるようです。

以下に
①研究会風景と総会・懇親会風景をご覧ください。
②また、出展されたすべての作品の写真をご覧ください。

(喜田祐三・記)

第62回絵画研究会風景(JPG)
第62回懇親会風景(JPG)
第62回展会場風景(JPG)
第62回日立OB美術会展作品集(PDF1)

第61回展 報告

第61回「日立OB美術会展」開催さる

去る、10月2日(月)から8日(日)までの一週間、第61回「日立OB美術会展」が京橋「ギャラリーくぼた」において開催されました。
幸い、この期間、好天に恵まれ、大勢の友人知人、お馴染みのお客様がご来館くださいました。
会期中にご来場下さった来場者数は1,218名になりました。

10月6日(金)は日立製作所社友会の総会とも重なり、総会に出席した大勢の先輩・同輩・後輩の皆様が、総会終了後に展覧会に来てくださり、さながら会場は同窓会の感がありました。
第61回展には78名の会員が、104点の作品を出品してくれました。
粕谷実行委員長を中心に20余名の委員が一体となって、立派な展覧会を開催することができました。
一企業のOB美術会展で、私たちのように長い歴史を持ち、毎回、1,000名を超えるお客様を迎える展覧会は他に類を見ないと思います。

初日(10月2日)には山本会長の「開会のあいさつ」の後、恒例の立見先生(二紀会常務理事、審査員)による作品講評会(研究会)があり、一週間の展覧会がスタートいたしました。
会場は連日、お客様を迎えて、一年ぶりの再会を喜ぶ人、本展を利用して同期会を開催する人、配偶者や子供や孫が見に来てくれて嬉しそうな人、いろいろな形で、本展を上手に活用して食事会や飲み会を楽しんでいる姿が多くみられました。そういった意味でもこの展覧会はわたしたちや友人にとって、有意義で大切な催しだ、と感じた次第です。

最終日(10月8日)は2時からの搬出撤収を終えた後、午後2時30分から、ギャラリー2階の特設会場で懇親会が開催されました。出品者のほとんどが参加してくれて、一週間の労をねぎらい合いました。

来年(2018年)春の展覧会(4月2日(月)~8日(日))での再会を約束して散会となりました。
以下に展覧会風景、研究会風景、懇親会風景のスナップを組み写真としてまとめましたのでご覧ください。また、出品者の作品(一人一点)を作品写真集(PDF)にまとめましたのでご覧ください。

(文責:事務局・喜田祐三)

会場写真集(PDF1)
作品写真集(PDF2)

第60回展 報告

第60回「日立OB美術会展」開催さる

去る、4月3日(月)から9日(日)までの一週間、第60回「日立OB美術会展」が京橋「ギャラリーくぼた」において、開催されました。

今年は東京の桜開花宣言は3月23日に行われましたが、寒暖の激しい今年の東京は、幸運なことに、展覧会が始まった4月3日に満開を迎えました。桜吹雪の中、好天に恵まれ大勢の御来客で会場は連日にぎわいました。とても素敵な一週間でした。

また、健康を回復した山本会長が元気なお姿を会場に見せてくれました。
会員79名のみなさまが、合計114点の作品を出品してくれました。

展覧会は当会の強力な委員会体制(現在、委員は26名)によって毎回推進します。今回も粕谷実行委員長の下に展覧会開催にかかわるすべての業務が担当委員に分業化されて、非常の効率よく、かつ、完璧に行われます。そして、ご来場くださるお客さまにご満足いただけるように種々配慮して運営しております。

現在、当会には88歳を迎えたいわゆる「名誉会員」が15名いますが、今回は8名の名誉会員の皆様が立派な作品を出品してくださいました。私たち委員にとって、大変嬉しい事です。

初日には恒例の作品講評会(研究会)が2時間かけて行われます。二紀会常務理事の立見榮男先生が毎回、来てくださり、作品一点一点を丁寧に観て評価してくださいます。今回も初日(4月3日)の午前中に作品講評会が開催されました。60名の出品者が参加して熱心に先生のアドバイスに聞き入りました。

一週間を通して、今回ご来場いただいたお客様の総数数は1,113名でした。

最終日の午後3時から、会場において会員総会と懇親会が開催され、2017年度の活動方針が決まりました。
以下に展覧会風景、研究会風景、総会、懇親会風景をスナップにまとめましたのでご覧ください。
また、出品者の作品79点(一人一点)を写真集(PDF)にまとめましたので、ご覧ください。

(文責:事務局・喜田祐三)

会場風景写真集(PDF1)
作品写真集(PDF2)

第59回展 報告

第59回「日立OB美術会展」開催さる

去る10月3日(月)から10月9日(日)の一週間、京橋「ギャラリーくぼた」(1階~5階)において、第59回「日立OB美術会展」が開催されました。
当会の82名の会員が124点の力作を出品いたしました。

また、過去一年にわたって病気療養中であった山本会長が健康を回復されて久しぶりに、会場にお見えになり、会員にご挨拶いただけたことも大きな喜びでした。
前日の10月2日(日)の午後4時から粕谷陳列委員長の指揮のもと、陳列委員(10名)と会場に集まった会員が協力し合って、迅速に作品の陳列作業を行いました。
台風18号が日本列島を直撃するのではないかと危惧されましたが、実際にはそのようなことはなく、一週間を通しておおむね好天に恵まれました。そのお陰か、来会者数は1,152名を数えました。

毎回、初日(月曜日)に行っている恒例の立見先生による作品講評会「研究会」は今回は先生のご都合により、10月6日(木)午前10時から2時間にわたって行われました。
最高齢の中村高章さんは今回もご欠席でしたが、96歳になられる山下悦三さんは今回も油彩(F20号)1点と好評の「ガラス絵」を5点出品され、私たち会員を大いに元気づけてくださいました。
88歳を超える「名誉会員」が現在当会には16名おりますが、なんと、9名の名誉会員が出品してくださったことは、「絵を描くという事が健康を維持するために大変効果がある」という事を証明してくださった事になりました。私たちに大いなる自信を与えてくれました。

さて、以下にPDFで
第59回展の会場風景、研究会風景、懇親会風景
出品した会員の作品写真(一人1点)
を記載しますので、どうぞご覧ください。

H/P担当委員:喜田祐三 記

第58回展 報告

第58回展が去る、4月4日(月)から10日までの1週間、京橋「ギャラリーくぼた」において開催されました。今回は86名の会員は126点もの多くの作品を出品してくださいました。
あいにく、雨模様の一週間になりましたので、来場下さったお客様の総数は1,158名にとどまりました。
展覧会前日の4月3日(日)には、午後5時から出品者総出で粕谷陳列委員長の指揮のもとに、整然と陳列が行われました。5時から6時15分の短時間で1階から5階のすべての陳列が完了しました。
回を重ねるごとに、沢山のノウハウが蓄積され、準備にも陳列にも運営にも貴重な財産がたまってきました。
展覧会は初日には恒例の立見先生による作品講評研究会が開かれました。
今回は52名が出席して勉強いたしました。
先生は一点一点、作品を丁寧にご覧下さり、とても適切で納得性のある素晴らしいコメントを制作者にくださいます。制作者の個性を重んじた一言コメントを下さり、何て素晴らしいんだろう、と感心いたします。
今回は新入会員が7名も出品してくださったことが大きな成果でした。
新入会員と言っても、水彩画、パステル画、油彩画それぞれの分野で長い経験を積まれた方ばかりで、当クラブにとって大きな成果でありました。
最長老の中村高章さんが今回、ご病気のために出品なさいませんでしたが、山下悦三さんは油彩1点と人気の高い「ガラス絵」を5点も出品してくださいました。名誉会員のうち8名の名誉会員が出品してくださいました。
病気療養中であった山本衛会長が健康を回復されて、出品され、初日に会場にお見えになり、開会のご挨拶をいただきました。そのために会場に活気がみなぎりました。
最終日には平成28年度会員総会が会場で開催され、事務局から本年の活動計画が説明され、また、会計担当から当会の会計報告が行われました。会員のご承認により、新しい活動計画、予算案が決定しました。
以下にPDFにより(1)研究会風景、(2)懇親会風景、(3)作品(サンプリング)を写真で掲載します。

(文責:事務局・喜田、写真・川島)

・「展覧会 報告」PDFへ 

第57回展 報告

日立OB美術会展(第57回展)は2015年9月28日(月)から1週間、いつもの京橋「ギャラリーくぼた」で開催されました。81名の会員が115点の作品を出品しました。
好天に恵まれたこともありましたが、会期中においで下さったお客様は1,230名に及びました。
初日には恒例の立見先生による作品講評会(研究会)が行われました。60名の出品者が集まり、熱心に立見先生からアドバイスを頂きました。最長老の中村前会長はじめ、名誉会員の山下悦三会員、横手一郎会員、鈴木友丸会員、木戸完二会員など90歳を超えた長老の皆さまも元気に出品し、会場にお見えになりました。
スナップを掲載します。 (事務局:喜田祐三)

・「展覧会 報告」PDFへ